シャーム自由人イスラーム運動のアブー・ユースフ・ムハージル報道官は声明を出し、9日の米・ロシアによる新停戦合意に関して、「バッシャール・アサドを救出するようなものだ」と批判、拒否すると発表した。
ムハージル報道官は声明で「シャーム自由人イスラーム運動は停戦とは関係ない。それはロシアと米国の合意であり、我々は協議には参加していないので、遵守はしない」と述べた。
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『ハヤート』(9月12日付)は、「自由シリア軍」に所属する武装集団とジハード主義武装集団の合わせて数十組織の司令官らが、マイケル・ラトニー米国務省シリア問題担当特使に電話会談を行い、9日に締結された米国・ロシアの新停戦合意に対して「受諾留保」の姿勢を示したと伝えた。
武装集団の司令官らは、新停戦合意に、停戦監視の仕組み、停戦違反への制裁について明記されてないこと、アレッポ市以外の包囲下にある都市が完全に黙殺されている点などを問題視しているという。
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ダマスカス郊外県で活動するドゥーマー市地元評議会は声明を出し、9日の米・ロシアによる新停戦合意に関して、「戦争はもうたくさんだ」としたうえで、支持する意思を表明した。
ARA News(9月11日付)によると、
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一方、ヒズブッラーは11日、マナール・チャンネルを通じて声明を出し、米国・ロシアの新停戦合意に歓迎の意を示した。
またイラン外務省も米国・ロシアの新停戦合意に歓迎の意を示した。
AFP, September 11, 2016、AP, September 11, 2016、ARA News, September 11, 2016、Champress, September 11, 2016、al-Hayat, September 12, 2016、Iraqi News, September 11, 2016、Kull-na Shuraka’, September 11, 2016、al-Mada Press, September 11, 2016、Naharnet, September 11, 2016、NNA, September 11, 2016、Reuters, September 11, 2016、SANA, September 11, 2016、UPI, September 11, 2016などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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