ロシア軍、シリア軍がダイル・ザウル県、アレッポ県などで停戦適用外のダーイシュに対して攻撃を激化(2016年9月15日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるマヤーディーン市各所を空爆し、女性1人、女児1人を含む11人が死亡した。

空爆は市内の殉教者アブドゥルジャッバール学校、蘇生科医療センター、バス発着所一帯などに対して行われたという。

これに対して、ダーイシュはシリア政府支配下のダイル・ザウル市ジャウラ地区、クスール地区を砲撃し、複数人が死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市バーブ市一帯を空爆した。

一方、SANA(9月15日付)によると、アレッポ市東部の航空士官学校一帯でシリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がウカイリバート町、スーハー村一帯でダーイシュ(イスラーム国)を空爆した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーイル油田一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を砲撃、またタドムル市郊外の穀物サイロ一帯でダーイシュと交戦した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(9月15日付)によると、ジャラージール町無人地帯でシリア軍が予備部隊とともにダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、シリア人権監視団によると、カラムーン山地東部のアファーイー山一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)が、シャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, September 15, 2016、AP, September 15, 2016、ARA News, September 15, 2016、Champress, September 15, 2016、al-Hayat, September 16, 2016、Iraqi News, September 15, 2016、Kull-na Shuraka’, September 15, 2016、al-Mada Press, September 15, 2016、Naharnet, September 15, 2016、NNA, September 15, 2016、Reuters, September 15, 2016、SANA, September 15, 2016、UPI, September 15, 2016などをもとに作成。

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