サウジアラビア政府が国連総会期間に合わせて、米ニューヨークでシリア情勢への対応について協議するための高級レベル会合を主催した。
オーストラリア、マレーシア、オランダ、イタリア、ニュージーランド、日本、ノルウェー、カナダ、スペイン、デンマーク、ヨルダン、UAE、スーダン、バーレーン、GCC、アレ部連盟、国連、EUの代表が出席したこの会合で、リヤド最高交渉委員会委員長のリヤード・ヒジャーブ元首相が報告を行い、移行プロセスに関する委員会のヴィジョンを披露した。
同ビジョンは、「アサドの野蛮な独裁を排除した移行プロセス」を通じてのみ、政治移行は可能だとする一方、「法の支配に基づく多元的で寛容な民主主義」の実現をめざしている。
なお、2012年6月に採択されたジュネーブ合意は、移行期について「現政権、反体制組織、それ以外の組織のメンバーから構成され、完全なる行政権を有する移行期統治機関(移行期政府)を当事者の総意のもとに発足させる」としている。
『ハヤート』(9月21日付)が伝えた。
AFP, September 20, 2016、AP, September 20, 2016、ARA News, September 20, 2016、Champress, September 20, 2016、al-Hayat, September 21, 2016、Iraqi News, September 20, 2016、Kull-na Shuraka’, September 20, 2016、al-Mada Press, September 20, 2016、Naharnet, September 20, 2016、NNA, September 20, 2016、Reuters, September 20, 2016、SANA, September 20, 2016、UPI, September 20, 2016などをもとに作成。
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