シリアのアル=カーイダ「シャーム・ファトフ戦線」(旧シャームの民のヌスラ戦線)はSNSを通じて声明を出し、シリア国内で拉致されていたとされるドイツ人女性ジャーナリストのジャニナ・フィンダイセン氏とその息子の2人が解放されたことを確認したと発表した。
フィンダイセン氏親子は2015年11月に武装集団によってシリア国内で拉致され、シャーム・ファトフ戦線(当時のヌスラ戦線)は自らに向けられた嫌疑を声明で否定してきたという。
声明によると、「約1ヶ月前、我々のもとに少数グループがこの問題に関与しており、フィンダイセン記者を監禁しているとの情報を得た。そして…、このグループの拘置所への突入が実行され、記者とその息子を彼らの手から解放された」という。
解放後、フィンダイセン記者は、「ドイツ在住のイスラーム教徒女性を経由して…自らの意思でこのグループに参加した」と証言、(シャーム・ファトフ戦線の)法廷で審理を受けたのち、9月26日に釈放された、という。
AFP, September 28, 2016、AP, September 28, 2016、ARA News, September 28, 2016、Champress, September 28, 2016、al-Hayat, September 29, 2016、Iraqi News, September 28, 2016、Kull-na Shuraka’, September 28, 2016、al-Mada Press, September 28, 2016、Naharnet, September 28, 2016、NNA, September 28, 2016、Reuters, September 28, 2016、SANA, September 28, 2016、UPI, September 28, 2016などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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