イドリブ県では、『ハヤート』(10月7日付)などによると、トルコ国境のアティマ村にある国境通行所で、トルコ軍と有志連合の支援を受ける反体制武装集団の拠点に対して自爆攻撃が行われ、武装集団戦闘員29人が死亡した。
これに関して、シリア人権監視団は、自爆攻撃で死亡した戦闘員の多くは、「穏健な反体制派」ではなく、シャーム自由人イスラーム運動メンバーだったと発表した。
また、犠牲者のなかには、シリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団の戦闘員が含まれているという。
シャーム自由人イスラーム運動、シャーム軍団はいずれも、シャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)とともにファトフ軍を構成、共闘している。
さらに、ロイター通信(10月6日付)によると、犠牲者のなかには反体制武装集団支配下のアレッポ市の司法委員会の議長を務めるハーリド・サイイド氏らウラマー複数人が含まれているという。
AFP, October 6, 2016、AP, October 6, 2016、ARA News, October 6, 2016、Champress, October 6, 2016、al-Hayat, October 7, 2016、Iraqi News, October 6, 2016、Kull-na Shuraka’, October 6, 2016、al-Mada Press, October 6, 2016、Naharnet, October 6, 2016、NNA, October 6, 2016、Reuters, October 6, 2016、SANA, October 6, 2016、UPI, October 6, 2016などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ナハールネット(11月21日付…
イドリブ県では、テレグラムの「…