アレッポ県北部でトルコ軍の支援を受けた反体制武装集団、ダーイシュ、そしてシャーム・ファトフ戦線がYPG主体のシリア民主軍を挟撃(2016年10月18日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍の支援を受けた反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室)が南下を続ける県北部のウンム・クラー村、ウンム・フーシュ村一帯で、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

両村は西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属する革命家軍などの支配下にある。

ARA News(10月18日付)によると、ウンム・フーシュ村、ウンム・クラー村はまた、シャーム・ファトフ戦線からも攻撃を受けたという。

また、ARA Newsによると、シリア民主軍所属の革命家軍はまた、西クルディスタン移行期民政局の拠点都市であるアフリーン市郊外のハスィーヤ村、ハサージク村、ガンドゥーラ農場でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、同地を制圧した。

一方、シリア民主軍は、ハワール・キリス作戦司令室に所属する武装集団とマーリア市近郊のハルバル村、シャイフ・イーサー村一帯で交戦した。

ハワール・キリス作戦司令室はまた、シリア民主軍の支配下にあるマルアナーズ村、マーリキーヤ村、アフリーン市一帯を砲撃した。

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他方、クッルナー・シュラカー(10月18日付)によると、トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室)は、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、マーリア市南東部の9カ村を新たに制圧した。

反体制武装集団が制圧したのは、ウユーン村、ウユーン農場、タッル・マーリド村、サイイド・アリー村、バールーザ村、タンヌーザ村、ワーシュ村、バルアーン村、トゥワイヒーナ村、ジスル・スムーカ村。

Kull-na Shuraka’, October 19, 2016

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ラッカ県では、ARA News(10月18日付)によると、米主導の有志連合がアイン・イーサー市一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

これに対して、ダーイシュはアイン・イーサー市にある西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点を砲撃した。

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ダルアー県では、ARA News(10月18日付)によると、シャーム・ファトフ戦線がヤルムーク川流域の街道で仕掛け爆弾を爆発させ、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍のアブー・ハーシム・イドリビー司令官を殺害した。

AFP, October 18, 2016、AP, October 18, 2016、ARA News, October 18, 2016、Champress, October 18, 2016、al-Hayat, October 19, 2016、Iraqi News, October 18, 2016、Kull-na Shuraka’, October 18, 2016、al-Mada Press, October 18, 2016、Naharnet, October 18, 2016、NNA, October 18, 2016、Reuters, October 18, 2016、SANA, October 18, 2016、UPI, October 18, 2016などをもとに作成。

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