アスマー大統領夫人がロシアのチャンネル24のインタビューに応じる:「欧米諸国は、紛争下にある子供たちを、彼らの親の政治的信念によって区別している」(2016年10月18日)

ロシアのチャンネル24(10月18日付)は、アスマー・アフラス大統領夫人と単独インタビューを行った。

アスマー夫人が外国メディアのインタビューに応じるのはこれが初めて。

インタビューは英語で行われ、映像はシリア大統領府がYoutubeを通じて公開した。

インタビューのなかで、アスマー夫人は「欧米諸国では、ザーラ村(ハマー県)の子供たちの悲劇ははぜ、アイランくん(トルコの海岸で遺体で打ち上げられた幼児)やウムラーンくん(アレッポ市で瓦礫のなかから救出された幼児)のように報じられないのでしょう…? 西側のメディアは自分たちのアジェンダに合致した悲劇にしか焦点を当てないのです。欧米諸国は、紛争下にある子供たちを、彼らの親の政治的信念によって区別しているのです…。アイランくん…、ウムラーンくん…、そしてザーラ村で虐殺された子供たち…。彼らはみな無実の子供で、紛争でどちらの側に立っていようと、シリアにとっての損失なのです」と述べた。

アスマー夫人はまた、「シリア以外の場所に居ようなどとは一度も考えてことはありません…。シリアを去るという申し出、つまりシリアから逃走するよう求める申し出はありました…。こうした申し出は、私の子供たちの身の安全、そして金銭面を保証する内容でした…。これらの申し出をしてきた人たちが何をしたかったのかを詮索するまでもありません」などと述べた。

Youtube, October 18, 2016

 

AFP, October 18, 2016、AP, October 18, 2016、ARA News, October 18, 2016、Champress, October 18, 2016、al-Hayat, October 19, 2016、Iraqi News, October 18, 2016、Kull-na Shuraka’, October 18, 2016、al-Mada Press, October 18, 2016、Naharnet, October 18, 2016、NNA, October 18, 2016、Reuters, October 18, 2016、SANA, October 18, 2016、UPI, October 18, 2016などをもとに作成。

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