ダマスカス郊外県グータ地方で政権との和解拒否、反体制派糾合を訴えるデモにラフマーン軍団が発砲(2016年10月21日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(10月21日付)によると、イスラーム軍、シャーム・ファトフ戦線、ラフマーン軍団などの反体制武装集団の支配下にある東グータ地方のドゥーマー市、カフルバトナー町、ハラスター市、アルバイン市、ザマルカー町などで、「グータを救済せよ」と銘打ってデモが行われ、シリア政府との和解拒否、反体制武装集団による統合作戦司令室の設置が要求された。

デモには遭わせて5,000人以上が参加したという。

しかし、ラフマーン軍団はザマルカー町で行われていたデモに対して発砲し、これを強制排除した。

デモ参加者が、ラフマーン軍団の司令官らに対して、イスラーム軍との対立の解消を求めたことが強制排除の理由だという。

Kull-na Shuraka’, October 21, 2016


AFP, October 21, 2016、AP, October 21, 2016、ARA News, October 21, 2016、Champress, October 21, 2016、al-Hayat, October 22, 2016、Iraqi News, October 21, 2016、Kull-na Shuraka’, October 21, 2016、al-Mada Press, October 21, 2016、Naharnet, October 21, 2016、NNA, October 21, 2016、Reuters, October 21, 2016、SANA, October 21, 2016、UPI, October 21, 2016などをもとに作成。

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