ハサカ県では、ARA News(10月27日付)によると、ユーフラテス大学のハサカ分校のナジュム・ハミーディー学長の指示のもと、ハサカ市で開校されていた都市工学部と経済学部が封鎖された。
ハサカ分校に近い消息筋によると、西クルディスタン移行期民政局の青年連合が都市工学部の事務棟に青年連合の旗を掲揚したことを受けた措置だという。
この封鎖措置をうけ、両学部の事務関連の部局は、シリア政府が市内で唯一支配を維持している中心部の治安厳戒地区内の法学部に移設されたという。
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また、ARA News(10月27日付)によると、シリアの支配政党バアス党のハサカ支部は、シリア政府が定めたカリキュラムに沿って初等教育を実施するため、シリア政府が市内で唯一支配を維持している中心部の治安厳戒地区内の4カ所に教室を設けた。
なお、ハサカ市内での初等・中等教育のほとんどは、西クルディスタン移行期民政局が用意したカリキュラムを採用している一方、大学はユーフラテス大学(本部ダイル・ザウル市)のハサカ分校が担っている。
AFP, October 27, 2016、AP, October 27, 2016、ARA News, October 27, 2016、Champress, October 27, 2016、al-Hayat, October 28, 2016、Iraqi News, October 27, 2016、Kull-na Shuraka’, October 27, 2016、al-Mada Press, October 27, 2016、Naharnet, October 27, 2016、NNA, October 27, 2016、Reuters, October 27, 2016、SANA, October 27, 2016、UPI, October 27, 2016などをもとに作成。
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