トルコ日刊紙『イェニ・シャファク』(10月31日付)は、トルコ政府とロシア政府の間で最近になって、西クルディスタン移行期民政局解体に向けた合意が交わされたと伝えた。
同紙によると、この合意は、イラク・シリアの国境に位置するヤアルビーヤ町(ハサカ県)から、ハサカ市、カーミシュリー市、アイン・アラブ(コバネ)市(アレッポ県)、タッル・アブヤド市(ラッカ県)、ジャラーブルス市、アアザーズ市、アフリーン市にいたる地域を民主統一党(PYD)に引き渡そうとするシリア北部での米国の計画を頓挫」させるものだという。
また合意は、「アレッポ市(シャイフ・マクスード地区のこと)にも及んでおり、またシリア軍はこの計画(米国の計画)を実現させないことを保障するため、ラタキア県、タルトゥース県に撤退する」ことが取り決められているという。
AFP, October 31, 2016、AP, October 31, 2016、ARA News, October 31, 2016、Champress, October 31, 2016、al-Hayat, November 1, 2016、Iraqi News, October 31, 2016、Kull-na Shuraka’, October 31, 2016、al-Mada Press, October 31, 2016、Naharnet, October 31, 2016、NNA, October 31, 2016、Reuters, October 31, 2016、SANA, October 31, 2016、UPI, October 31, 2016、Yeni Safak, October 31, 2016などをもとに作成。
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