有志連合の航空支援を受けたYPG主体のシリア民主軍がラッカ市北部でダーイシュに対する攻勢を強める(2016年11月5日)

ラッカ県では、ARA News(11月6日付)によると、有志連合の偵察機、無人航空機がヒーシャ村上空を旋回するなか、同地一帯で、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)と激しく交戦した。

ダーイシュの戦果を喧伝するアアマーク通信(11月5日付)によると、この戦闘でダーイシュはシリア民主軍戦闘員35人以上を殺害したという。

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同じく、ARA News(11月6日付)によると、所属不明の無人戦闘機がタブカ市内でダーイシュ(イスラーム国)の幹部の車を空爆し、アブドゥルファッターフ・ハサン・ウスマーンを名のる幹部が死亡した。

AFP, November 5, 2016、AP, November 5, 2016、ARA News, November 5, 2016、Champress, November 5, 2016、al-Hayat, November 6, 2016、Iraqi News, November 5, 2016、Kull-na Shuraka’, November 5, 2016、al-Mada Press, November 5, 2016、Naharnet, November 5, 2016、NNA, November 5, 2016、Reuters, November 5, 2016、SANA, November 5, 2016、UPI, November 5, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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