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トルコのクルトゥルムシュ副首相は「ラッカ市は住民のもの」と述べ、YPG主体のシリア民主軍によるラッカ市解放作戦に異議(2016年11月7日)

トルコのニマン・クルトゥルムシュ副首相(内閣報道官)は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍によるラッカ市解放に向けた「ユーフラテスの怒り」作戦に関して、ラッカ市の人口構成を変化させることになると警戒感を示した。

クルトゥルムシュ副首相は報道声明で「ラッカ市は、シリアのアレッポ市やイラクのモスル市と同じく、住民のものだ…。人口構造の変化は和平実現に何ら貢献しない」と述べた。

AFP, November 7, 2016、AP, November 7, 2016、ARA News, November 7, 2016、Champress, November 7, 2016、al-Hayat, November 8, 2016、Iraqi News, November 7, 2016、Kull-na Shuraka’, November 7, 2016、al-Mada Press, November 7, 2016、Naharnet, November 7, 2016、NNA, November 7, 2016、Reuters, November 7, 2016、SANA, November 7, 2016、UPI, November 7, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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