YPG主体のシリア民主軍を支援する有志連合がラッカ市北部郊外を爆撃し、民間人10人が死亡(2016年11月19日)

ラッカ県では、AFP(11月20日付)によると、有志連合の支援を受ける西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ラッカ市北部の戦略的要衝タッル・サマン村でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続けた。

またシリア人権監視団によると、有志連合からの武器弾薬の増援物資がラッカ県およびハサカ県のシリア民主軍に届けられた。

一方、Raqq-sl(11月19日付)によると、シリア民主軍を航空支援する米主導の有志連合が、ラッカ市北部のタッル・サマン村など複数村を空爆し、民間人10人が死亡した。

AFP, November 19, 2016、AP, November 19, 2016、ARA News, November 19, 2016、Champress, November 19, 2016、al-Hayat, November 20, 2016、Iraqi News, November 19, 2016、Kull-na Shuraka’, November 19, 2016、al-Mada Press, November 19, 2016、Naharnet, November 19, 2016、NNA, November 19, 2016、Raqq-sl, November 19, 2016、Reuters, November 19, 2016、SANA, November 19, 2016、UPI, November 19, 2016などをもとに作成。

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