米主導の有志連合はダーイシュ支配下のラッカ市北部のサーリヒーヤ村を爆撃し民間人9人を殺害(2016年11月21日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合が、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦を続けるアイン・イーサー市郊外一帯を空爆した。

シリア民主軍はこれにより、ラジャム・アブヤド村をダーイシュから奪取することに成功した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(11月21日付)、SANA(11月21日付)によると、米主導の有志連合が、ダーイシュ(イスラーム国)の中心拠点ラッカ市北部のサーリヒーヤ村の紡績工場を空爆し、従業員3人とその家族6人の合わせて9人を殺害した。

SANA, November 21, 2016

 

AFP, November 21, 2016、AP, November 21, 2016、ARA News, November 21, 2016、Champress, November 21, 2016、al-Durar al-Shamiya, November 21, 2016、al-Hayat, November 22, 2016、Iraqi News, November 21, 2016、Kull-na Shuraka’, November 21, 2016、al-Mada Press, November 21, 2016、Naharnet, November 21, 2016、NNA, November 21, 2016、Reuters, November 21, 2016、SANA, November 21, 2016、UPI, November 21, 2016などをもとに作成。

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