アレッポ県では、『ハヤート』(11月28日付)によると、トルコ軍の支援を受け「ユーフラテスの盾」作戦を継続するハワール・キリス作戦司令室の支配下にある県北部のラーイー村で、爆発が発生し、子供ら12人が負傷、トルコ領内の病院に緊急搬送された。
爆発は、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員による自爆と思われる。
また、アナトリア通信(11月27日付)がトルコ軍の話として伝えたところによると、ダーイシュがハリーリーヤ村一帯で有毒ガスを装填したと思われる砲弾で砲撃を行い、反体制武装集団戦闘員22人が中毒症状を訴え、キリス市の病院に搬送されたという。
一方、トルコ軍はバーブ市近郊でダーイシュの拠点4カ所を空爆、またハワール・キリス作戦司令室が同地一帯でダーイシュと交戦した。
また、クッルナー・シュラカー(11月27日付)によると、トルコ軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室は、ダーイシュと戦闘の末にバーブ市北東部のハリーリーヤ村、ザルズー村を制圧、また西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍との戦闘の末、サーブワイラーン村を制圧した。
AFP, November 27, 2016、Anadolu Ajansı, November 27, 2017、AP, November 27, 2016、ARA News, November 27, 2016、Champress, November 27, 2016、al-Hayat, November 28, 2016、Iraqi News, November 27, 2016、Kull-na Shuraka’, November 27, 2016、al-Mada Press, November 27, 2016、Naharnet, November 27, 2016、NNA, November 27, 2016、Reuters, November 27, 2016、SANA, November 27, 2016、UPI, November 27, 2016などをもとに作成。
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