ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、西グータ地方のハーン・シャイフ・キャンプで、シリア政府と反体制武装集団の停戦合意に従い、投降を拒否する戦闘員とその家族のイドリブ県方面への退去が始まり、第1陣として数百人がシリア政府の用意した大型旅客バスや救急車輌に乗って、退去を開始した。
同監視団によると、ハーン・シャイフ・キャンプからの退去を希望する戦闘員の家族は約1,400人、戦闘員の数は約1,450人だという(クッルナー・シュラカー(11月28日付)によると、退去を希望しているのは男性1,450人、女性589人、子供900人)。
ハーン・シャイフ・キャンプからの反体制武装集団の退去が実現すれば、シリア政府は西グータ地方全域を完全掌握することになる。
AFP, November 28, 2016、AP, November 28, 2016、ARA News, November 28, 2016、Champress, November 28, 2016、al-Hayat, November 29, 2016、Iraqi News, November 28, 2016、Kull-na Shuraka’, November 28, 2016、al-Mada Press, November 28, 2016、Naharnet, November 28, 2016、NNA, November 28, 2016、Reuters, November 28, 2016、SANA, November 28, 2016、UPI, November 28, 2016などをもとに作成。
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