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ラヴロフ露外相「人道停戦期間終了後、アレッポ市東部への爆撃は再開される」(2016年12月9日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、訪問中のドイツのハンブルグで記者団に対して、アレッポ市南東部での「人道停戦期間終了後、空爆は再開され、悪党が(アレッポ市に)とどまる限り続けられるだろう。世界はそのことを理解しているし、米国も理解している」と述べた。

ラブロフ外務大臣はまた、米国・ロシアの専門家によるアレッポ市東部からの戦闘員退去に向けた協議に関して、「シリアに関する我々との交渉に際しての米国のやり方には理解できないことが多い…。米国は左手で建設的な事をしながら、右手で戦闘員に武器を供与するチャンネルを開設しようとしている」と批判した。

『ハヤート』(12月10日付)などが伝えた。

AFP, December 9, 2016、AP, December 9, 2016、ARA News, December 9, 2016、Champress, December 9, 2016、al-Hayat, December 10, 2016、Iraqi News, December 9, 2016、Kull-na Shuraka’, December 9, 2016、al-Mada Press, December 9, 2016、Naharnet, December 9, 2016、NNA, December 9, 2016、Reuters, December 9, 2016、SANA, December 9, 2016、UPI, December 9, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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