反体制武装集団の支配下にとどまるアレッポ市南東部から1万2,000人の住民が新たに脱出(2016年12月11日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、10日夜から11日にかけて、アレッポ市南東部住民の脱出は続き、約9,000人がシリア政府支配下のアレッポ市西部、北東部に、3,000人以上が西クルディスタン移行期民政局支配下のシャイフ・マクスード地区に避難した。

また、SANA(12月11日付)によると、反体制武装集団の支配下にとどまるアレッポ市南東部から8,000人以上の住民が退去、うち約4,000人がシリア政府支配下のアレッポ市西部側の仮設居住センターに収容され、残りの約4,000人はアレッポ市内の親類に身を寄せた。

住民は、バーブ・ハディード交差点一帯、カーディー・アスカル地区、バーブ・ナイラブ地区、マーリキーヤ地区、アズィーザ地区の居住者。

SANA, December 11, 2016

AFP, December 11, 2016、AP, December 11, 2016、ARA News, December 11, 2016、Champress, December 11, 2016、al-Hayat, December 12, 2016、Iraqi News, December 11, 2016、Kull-na Shuraka’, December 11, 2016、al-Mada Press, December 11, 2016、Naharnet, December 11, 2016、NNA, December 11, 2016、Reuters, December 11, 2016、SANA, December 11, 2016、UPI, December 11, 2016などをもとに作成。

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