前日(2月4日)に引き続き、「シリア怒りの日」の呼びかけにもかかわらず、国内では反体制デモは発生しなかった。
クッルナー・シュラカー(2月7日付)が複数の目撃者の話として伝えたところによると、デモ会場に指定された場所には、私服の治安要員が多数配備され、ダマスカス県の人民議会議事堂地区では、ハーフィズ・マフルーフ大佐、ムハンマド・ナースィーフ副大統領補らといった治安機関の幹部がラウダのカフェで警備体制を視察、陣頭指揮にあたったという。
また、『スィヤーサ』(2月5日付)によると、「シリア怒りの日」に備えて、ヒズブッラーの戦闘員約5,000人がダマスカス県など国内の複数カ所に配備され、治安維持にあたった。
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シリアの有識者87人が声明を発表し、エジプトとチュニジアでの「革命」への支持を表明した。
同声明に署名した著名人は、ドゥライド・ラッハーム(俳優)、ナビール・スライマーン(作家)、ハイダル・ハイダル(作家)、サーイル・ディーブ、ワフィーク・ハンサ(詩人)ら。
クッルナー・シュラカー(2月5日付)が伝えた。
Akhbar al-Sharq, February 5, 2011、Kull-na Shurakāʼ Sūrīya, February 5, 2011,February 7, 2011、al-Siyāsa, February 5, 2011.
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