Categories: 諸外国の動き

米主導の有志連合は12月15日にダーイシュがシリア軍から奪取したタドムル市などに対して15回の爆撃を実施(2016年12月16日)

米中央軍(CENTCOM)は、12月15日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して18回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は15回で、アイン・イーサー市近郊(3回)、ダイル・ザウル市近郊(2回)、タドムル市近郊(10回)に対して攻撃が行われた。

タドムル市近郊での空爆では、同市制圧に際してシリア軍からダーイシュが捕獲した戦車15輌などを破壊したという。

AFP, December 16, 2016、AP, December 16, 2016、ARA News, December 16, 2016、Champress, December 16, 2016、al-Hayat, December 17, 2016、Iraqi News, December 16, 2016、Kull-na Shuraka’, December 16, 2016、al-Mada Press, December 16, 2016、Naharnet, December 16, 2016、NNA, December 16, 2016、Reuters, December 16, 2016、SANA, December 16, 2016、UPI, December 16, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

SyriaArabSpring

Recent Posts