イドリブ県では、『ハヤート』(12月19日付)、SANA(12月18日付)などによると、アル=カーイダ系組織のシャーム・ファトフ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍の包囲を受けているフーア市、カファルヤー町(住民のほとんどはシーア派)に、負傷者・重篤患者とその家族を移送するために向かっていた旅客バスの車列が何者かの襲撃を受け、バス5輌が焼き討ちに遭った。
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これに関して、SANA(12月17日付)は、反体制武装集団(アレッポ軍、ファトフ軍)を主導するシャーム・ファトフ戦線とシャーム自由人イスラーム運動が車列を攻撃し、バスを焼き討ちにしたと報じた(https://youtu.be/260brra8V-4)。
SANA(12月17日付)によると、反体制武装集団は16日にも、フーア市、カファルヤー町に向かうバスを襲撃、これによって運転手1人が死亡しているという。
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一方、シリア人権監視団は、襲撃がシャーム・ファトフ戦線によるものだとしたうえで、アレッポ市東部、フーア市、カファルヤー町からの戦闘員・負傷者・重篤患者および家族の移送に関して、シャーム・ファトフ戦線とシャーム自由人イスラーム運動が対立していると発表した。
AFP, December 18, 2016、AP, December 18, 2016、ARA News, December 18, 2016、Champress, December 18, 2016、al-Hayat, December 19, 2016、Iraqi News, December 18, 2016、Kull-na Shuraka’, December 18, 2016、al-Mada Press, December 18, 2016、Naharnet, December 18, 2016、NNA, December 18, 2016、Reuters, December 18, 2016、SANA, December 18, 2016、UPI, December 18, 2016などをもとに作成。
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