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国連総会はシリア国内での犯罪容疑者の調査・審理支援を目的とする「中立的な独立国際調査のしくみ」を構築する決議を採択(2016年12月21日)

国連総会は、国際法に基づき、シリア国内での犯罪容疑者を調査・審理の支援を任務とする「中立的な独立国際調査のしくみ」を構築することを定めた決議を、賛成105カ国、反対15カ国、棄権52カ国で採択した。

決議案はカタールとリヒテンシュタインが提出した。

反対票を投じたのは、ロシア、中国、イラン、シリア、北朝鮮、ヴェネズエラ、アルジェリアなど。

またアラブ諸国のなかで、棄権票を投じたのは、エジプト、レバノン、スーダン、イラク。

モロッコは採決を欠席した。

そのほかのアラブ諸国、そして欧米諸国は賛成票を投じた。
カタールとリヒテンシュタインが提出した。

AFP, December 22, 2016、AP, December 22, 2016、ARA News, December 22, 2016、Champress, December 22, 2016、al-Hayat, December 23, 2016、Iraqi News, December 22, 2016、Kull-na Shuraka’, December 22, 2016、al-Mada Press, December 22, 2016、Naharnet, December 22, 2016、NNA, December 22, 2016、Reuters, December 22, 2016、SANA, December 22, 2016、UPI, December 22, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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