反体制武装集団が退去したアレッポ市東部に住民が帰宅を開始するなか、爆発物処理作業中の爆発で2人が死亡、33人が負傷(2016年12月24日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、ヒズブッラー戦闘員、親政権武装勢力が、アレッポ市東部のアンサーリー地区、マシュハド地区、ザバディーヤ地区、サイフ・ダウラ地区、サラーフッディーン地区、スッカリー地区などで地雷・爆発物の撤去作業を続行した。

同地では、シリア軍がアレッポ市完全解放を発表した22日から地雷・爆発物の撤去作業を続けられており、住民が徐々に帰宅を開始しているという。

帰宅を開始した住民のなかには、2012年にアレッポ市東部が反体制武装集団戦闘員に制圧された直後に避難していた人々も含まれているという。

こうしたなか、SANA(12月24日付)によると、反体制武装集団が退去したアレッポ市スッカリー地区で、反体制武装集団の武器爆薬庫が爆発し、2人が死亡、33人が負傷した。

これに関して、シリア人権監視団は、スッカリー地区にある武器弾薬庫の爆発物処理作業中に爆発が発生し、3人が死亡したと発表した。

SANA, December 24, 2016

AFP, December 24, 2016、AP, December 24, 2016、ARA News, December 24, 2016、Champress, December 24, 2016、al-Hayat, December 25, 2016、Iraqi News, December 24, 2016、Kull-na Shuraka’, December 24, 2016、al-Mada Press, December 24, 2016、Naharnet, December 24, 2016、NNA, December 24, 2016、Reuters, December 24, 2016、SANA, December 24, 2016、UPI, December 24, 2016などをもとに作成。

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