アレッポ市東部で反体制武装集団が退去時に殺害したと思われる子供5人を含む住民10人の遺体をシリア軍が発見(2016年12月26日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団戦闘員が退去したアレッポ市東部で地雷・爆発物の撤去作業を続けるシリア軍部隊が、カッラーサ地区で子供5人と女性4人を含む住民10人の遺体を発見した。

同監視団によると、死因などは不明で、ラーミー・アブドゥッラフマーン代表は、「おそらく砲撃によって死亡したのだろう」との見方を示した。

これに関して、SANA(12月26日付)は、「テロ組織」がアレッポ市東部から退去する直前に処刑したと思われる民間人の遺体21体が発見されたと伝えた。

アレッポ県の法医学局長によると、発見された遺体には、近距離から撃たれた跡が残っていたという。

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一方、SANA(12月26日付)によると、反体制武装集団戦闘員が退去したアレッポ市東部のアアザミーヤ地区に反体制武装集団が残していった爆弾が爆発し、女性1人が負傷した。

AFP, December 26, 2016、AP, December 26, 2016、ARA News, December 26, 2016、Champress, December 26, 2016、al-Hayat, December 27, 2016、Iraqi News, December 26, 2016、Kull-na Shuraka’, December 26, 2016、al-Mada Press, December 26, 2016、Naharnet, December 26, 2016、NNA, December 26, 2016、Reuters, December 26, 2016、SANA, December 26, 2016、UPI, December 26, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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