リヤド最高交渉委員会とシリア革命反体制勢力国民連立の双方を主導するシリア・ムスリム同胞団は声明を出し、ロシアとイランを「占領国」とみなし、両国とのあらゆる交渉も打ち切るよう呼びかけ、ロシア、イラン、トルコが2017年1月の開催に向けて協議を続けているアスタナ会議(シリア政府と反体制派の和平協議)への参加をめざす反体制派を牽制した。
トルコで活動するシリア・ムスリム同胞団は「占領者ロシアとの交渉に参加しているすべての(武装)組織の司令官へ、6年目を迎えようとしている革命は単なる武装革命ではなく、人民革命、子供、老人、女性、男たちの革命だった…。敵との交渉には、革命をめざす政治勢力と現地の軍事勢力の密接な協力が必要で、武装組織だけで交渉がなされれば、革命的姿勢が弱体化する…。敵対勢力、占領者とのいかなる直接・間接交渉にも関与してはならず…、すべての組織を解体し、愛国的な統合体に統一すなければならない」と訴えた。
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リヤド最高交渉委員会の幹部の一人でシリア革命反体制勢力国民連立のジョルジュ・サブラー元代表は、ロシア、イラン、トルコが2017年1月の開催に向けて協議を続けているアスタナ会議(シリア政府と反体制派の和平協議)に関して「反体制派とシリア政府との間で連絡が行われているということは承知しない。我々はこの問題とはまったくの無関係だ」と述べた。
『ハヤート』(12月27日付)が伝えた。
AFP, December 27, 2016、AP, December 27, 2016、ARA News, December 27, 2016、Champress, December 27, 2016、al-Hayat, December 28, 2016、Iraqi News, December 27, 2016、Kull-na Shuraka’, December 27, 2016、al-Mada Press, December 27, 2016、Naharnet, December 27, 2016、NNA, December 27, 2016、Reuters, December 27, 2016、SANA, December 27, 2016、UPI, December 27, 2016などをもとに作成。
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