米英仏伊の教練を受けた武装集団のメンバー15人がダマスカス郊外県で当局に投降(2017年1月16日)

ダマスカス郊外県では、SANA(1月16日付)によると、ヨルダン領内で米英仏伊の士官・教官が教練を行っていたという武装集団のメンバー15人が、ルハイバ市で当局に投降した。

SANA, January 16, 2017

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がファトフ軍支配下のザフラー協会地区一帯を砲撃、これに対してファトフ軍が第3000集合住宅計画地区、アレッポ市ハムダーニーヤ地区を砲撃した。

一方、SANA(1月16日付)によると、アレッポ市ハムダーニーヤ地区の民家などに反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾した。

また、シャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団(ファトフ軍)がアレッポ市北部郊外のアルド・マッラーフ地区の農園地帯にあるシリア軍拠点を攻撃、シリア軍が応戦し、これを撃退した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ファトフ軍がシリア政府支配下のフーア市を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がヤードゥーダ村を砲撃した。

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ヒムス県では、ARA News(1月16日付)によると、シリア軍がアーミリーヤ村、ダイル・フール村、イッズッディーン村を空爆した。

一方、SANA(1月16日付)によると、ヒムス市アルメニア地区、サビール地区の住宅街に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、7人が負傷した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、カーブーン区でシリア軍狙撃兵に撃たれ重傷を負っていた男性が死亡した。

AFP, January 16, 2017、AP, January 16, 2017、ARA News, January 16, 2017、Champress, January 16, 2017、al-Hayat, January 17, 2017、Iraqi News, January 16, 2017、Kull-na Shuraka’, January 16, 2017、al-Mada Press, January 16, 2017、Naharnet, January 16, 2017、NNA, January 16, 2017、Reuters, January 16, 2017、SANA, January 16, 2017、UPI, January 16, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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