イドリブ県では、ARA News(1月21日付)によると、県北部のザーウィヤ山に近いイブリーン村で、シャーム自由人イスラーム運動が、シャーム・ファトフ戦線および同戦線に完全統合された(旧)ジュンド・アクサー機構のメンバーと交戦、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員複数が死亡した。
イブリーン村はシャーム自由人イスラーム運動の支配下にあり、戦闘は、シャーム・ファトフ戦線側が同村に進攻することで発生した。
なお、シャーム・ファトフ戦線側は、これに先立ち同じくシャーム自由人イスラーム運動支配下のクマイナース村に進攻、20日深夜に制圧したことを受けて発生したという。
シャーム・ファトフ戦線とシャーム自由人イスラーム運動はともにファトフ軍を主導しているが、バーブ・ハワー国境通行所の管理をめぐって対立が表面化していた。
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一方、クッルナー・シュラカー(1月21日付)は、事態を受け、シャーム自由人イスラーム運動が、ザーウィヤ山一帯で、ジュンド・アクサー機構のメンバーを排除するための作戦司令室を、イスラーム軍、「命じられるまま正しく進め」連合、ムジャーヒディーン軍とともに設置したと伝えた。
ジュンド・アクサー機構は昨年末、シャーム・ファトフ戦線に吸収されている。
AFP, January 21, 2017、AP, January 21, 2017、ARA News, January 21, 2017、Champress, January 21, 2017、al-Hayat, January 22, 2017、Iraqi News, January 21, 2017、Kull-na Shuraka’, January 21, 2017、January 22, 2017、al-Mada Press, January 21, 2017、Naharnet, January 21, 2017、NNA, January 21, 2017、Reuters, January 21, 2017、SANA, January 21, 2017、UPI, January 21, 2017などをもとに作成。
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