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トルコのエルドアン大統領「アスタナ会議はバーブ市、マンビジュ市でのダーイシュ、YPGとのテロとの戦いの早期決着に資する」(2017年1月25日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、23~24日にカザフスタンの首都アスタナで開催されたシリア政府と反体制派の和平協議(アスタナ会議)に関して、アレッポ県バーブ市とマンビジュ市でのダーイシュ(イスラーム国)と西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍との戦いの早期決着に資するとの見方を示したうえで、「すべてのテロ組織を根絶する」と強調した。

マダガスカルの首都アンタナナリボでのヘリー・ラジャオナリマンピアニナ大統領との会談後の共同記者会見で、エルドアン大統領は「シリアの反体制武装勢力とテロ組織であるダーイシュを明確に区別する必要がある」としたうえで、「トルコを脅かすすべてのテロ組織いと戦う」と述べた。

また「シリア政府はシリアのクルド人の権利を何年も禁じた後に、今は彼らをカードとして利用している」と批判した。

Turk Press(1月25日付)などが伝えた。

AFP, January 25, 2017、AP, January 25, 2017、ARA News, January 25, 2017、Champress, January 25, 2017、al-Hayat, January 26, 2017、Iraqi News, January 25, 2017、Kull-na Shuraka’, January 25, 2017、al-Mada Press, January 25, 2017、Naharnet, January 25, 2017、NNA, January 25, 2017、Reuters, January 25, 2017、SANA, January 25, 2017、Turk Press, January 25, 2017、UPI, January 25, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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