シリア人権監視団によると、ダマスカス郊外県バラダー渓谷のアイン・フィージャ町に立て籠もっていた反体制武装集団のうち、シリア政府側への投降を拒否し退去を希望していた戦闘員とその家族数百人を乗せた旅客バス約40輌およびシリア赤新月社の救急車輌複数輌の第一陣が、シャーム・ファトフ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍の支配下にあるイドリブ県に到着した。
なお、アイン・フィージャ町には2,000人以上の戦闘員およびその家族が退去を希望しているという。
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ダルアー県では、SANA(1月30日付)によると、ガバーギブ町一帯出身の元反体制武装集団戦闘員、指名手配者(徴兵忌避者ら)600人が放免となった。
600人のなかには、武器を棄て当局に投降した元戦闘員280人も含まれていたという。
AFP, January 30, 2017、AP, January 30, 2017、ARA News, January 30, 2017、Champress, January 30, 2017、al-Hayat, January 31, 2017、Iraqi News, January 30, 2017、Kull-na Shuraka’, January 30, 2017、al-Mada Press, January 30, 2017、Naharnet, January 30, 2017、NNA, January 30, 2017、Reuters, January 30, 2017、SANA, January 30, 2017、UPI, January 30, 2017などをもとに作成。
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