米国防総省は声明を出し、2月3日に実施されたイドリブ県に対する米軍の空爆によって、アル=カーイダ幹部の一人でエジプト人のアブー・ハーニー・ミスリー氏が死亡したことを確認したと発表した。
3日の空爆は、アル=カーイダが会合を開いていた建物を狙ったもので、これによりミスリー氏らメンバー10人が死亡したという。
ミスリー氏は、1980年代、1990年代にアフガニスタンにアル=カーイダの教練キャンプを設置し、その監督を担当していた幹部で、ウサーマ・ビン・ラーディン氏やアイマン・ザワーヒリー氏ともつながりがあったという。
なお、米中央軍(CENTCOM)は3日の有志連合の空爆戦果に関して、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して38回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は31回で、ブーカマール市近郊(7回)、バーブ市近郊(3回)、ラッカ市近郊(20回)、イドリブ市近郊(1回)に対して攻撃が行われたと発表していた。
AFP, February 9, 2017、AP, February 9, 2017、ARA News, February 9, 2017、Champress, February 9, 2017、al-Hayat, February 9, 2017、Iraqi News, February 9, 2017、Kull-na Shuraka’, February 9, 2017、al-Mada Press, February 9, 2017、Naharnet, February 9, 2017、NNA, February 9, 2017、Reuters, February 9, 2017、SANA, February 9, 2017、UPI, February 9, 2017などをもとに作成。
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