サウジアラビアの後援を受ける最高交渉委員会はリヤドで開催した会合で、2月20日開催予定のジュネーブ会議に出席する反体制派の代表団参加者リストを作成し、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表に提出した。
『ハヤート』(2月12日付)などが伝えた。
この代表団は「反体制派代表団」と名づけられ、反体制武装集団の代表者10人、シリア革命反体制勢力国民連立の代表者5人、民主的諸勢力公民調整委員会の代表者3人、無所属2人の21人からなり、シリア革命反体制勢力国民連立のナスル・ハリーリー氏が代表団長、無所属のムハンマド・サブラー氏が交渉責任者を務めるという。
『ハヤート』(2月13日付)によると、反体制武装集団の代表者10人には、4人が南部戦線の代表、1人がシャームの鷹旅団(マアムーン・ハーッジ・ムーサー)、1人がシャーム軍団(ハイサム・ラフマ)らが含まれているという。
ジュネーブ3会議の代表団に参加していたアスアド・ズウビー准将は、反ロシアの姿勢が強いことから排除され、イスラーム軍のムハンマド・アッルーシュ氏は交渉責任者の任を解かれた。
代表団はまた、「モスクワ・プラットフォーム」(民主統一党以外のモスクワ・リスト)と「カイロ・プラットフォーム」(カイロ宣言グループ)に対して、2015年12月にリヤドで採択された声明に順次、最高交渉委員会の傘下で統一代表団に参加するよう呼びかけた。
AFP, February 11, 2017、AP, February 11, 2017、ARA News, February 11, 2017、Champress, February 11, 2017、al-Hayat, February 12, 2017、February 13, 2017、Iraqi News, February 11, 2017、Kull-na Shuraka’, February 11, 2017、al-Mada Press, February 11, 2017、Naharnet, February 11, 2017、NNA, February 11, 2017、Reuters, February 11, 2017、SANA, February 11, 2017、UPI, February 11, 2017などをもとに作成。
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