シャーム解放機構と旧ジュンド・アクサー機構が、ダーイシュ支配地域への後者の戦闘員退去に向けて交渉(2017年2月15日)

ARA News(2月15日付)は、信頼できる消息筋の話として、イドリブ県南部とハマー県北部で戦闘を続けるシャーム解放機構とジュンド・アクサー機構の元メンバーが結成したアクサー旅団との間で、停戦に向けた交渉が行われていると伝えた。

同消息筋によると、交渉は、アクサー旅団メンバーをダーイシュ(イスラーム国)の中心都市であるラッカ市方面に退去させることを中心に意見が交わされているという。

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シリア人権監視団は、イドリブ県ハーン・シャイフーン市の倉庫地区にある旧ジュンド・アクサー機構の拘置施設で監禁されていた戦闘員150人が消息不明になっていると発表した。

これに関して、ナスル軍の参謀長を務めるターリブ・ターリブ大尉はクッルナー・シュラカー(2月15日付)に対し、ジュンド・アクサー旅団が自由シリア軍の戦闘員71人をハーン・シャイフーン市に隣接する倉庫検問所に設置された拘置所で殺害したと主張した。

AFP, February 15, 2017、AP, February 15, 2017、ARA News, February 15, 2017、Champress, February 15, 2017、al-Hayat, February 16, 2017、Iraqi News, February 15, 2017、Kull-na Shuraka’, February 15, 2017、al-Mada Press, February 15, 2017、Naharnet, February 15, 2017、NNA, February 15, 2017、Reuters, February 15, 2017、SANA, February 15, 2017、UPI, February 15, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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