トルコのフィクリ・イシク国防大臣は、トルコ軍がハワール・キリス作戦司令室とともに続行中の「ユーフラテスの盾」作戦に対してドナルド・トランプ米政権のジェームズ・マティス国防長官が支援を行う意思を示したことを明らかにした。
『ヒュッリイイェト』(2月20日付)が伝えたところによると、イシク国防大臣はNATO国防相会合に出席するためにブリュッセル入りしていたマティス国防長官と会談し、「トルコはクルディスタン労働者党(PKK)に対する戦いで米国の支援を必要としている」と伝え、これに対してマティス国防大臣は支援を行う旨答えたという。
イシク国防大臣はまた「マティス国防長官は私に、米国がラッカ市での軍事作戦以外には何らの準備もしていないと述べた…。この作戦は民主統一党の武装勢力が実施している作戦だが…、我々が米国に対して、ダーイシュ(イスラーム国)との戦いで民主統一党と協力することは、テロ組織に対抗するためにテロ組織と協力することと同じだと兼ねてから述べてきた」と伝えたという。
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ジェームズ・マティス米国防長官は訪問先のイラクの首都バグダードでの記者会見で、「ダーイシュ(イスラーム国)に対する戦いは長引くだろう」と述べた。
マティス攻防長官はまた「イラク軍はダーイシュに対して高度な戦闘能力を有しており、我々はしばらく、イラクに留まり、イラク軍を支援する」と述べた。
ARA News(2月20日付)が伝えた。
AFP, February 20, 2017、AP, February 20, 2017、ARA News, February 20, 2017、Champress, February 20, 2017、al-Hayat, February 21, 2017、Hurriyet, February 20, 2017、Iraqi News, February 20, 2017、Kull-na Shuraka’, February 20, 2017、al-Mada Press, February 20, 2017、Naharnet, February 20, 2017、NNA, February 20, 2017、Reuters, February 20, 2017、SANA, February 20, 2017、UPI, February 20, 2017などをもとに作成。
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