ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、イスラーム軍などの拠点都市ドゥーマー市をシリア軍が空爆し、子供1人、女性1人を含む民間人6人が死亡し、14人が負傷した(ドゥーマー、ホワイト・ヘルメットのフィラース・ドゥーミーを名乗る活動家がクッルナー・シュラカー(2月25日付)に明らかにしたところによると、8人が死亡)。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団の支配下にあるハーン・シャイフーン市をシリア軍が空爆し、女児2人を含む4人が死亡した(ARA News(2月25日付)によると、ハーン・シャイフーン市を空爆したのはロシア軍)。
また、クッルナー・シュラカー(2月25日付)によると、シリア軍がアリーハー市を空爆し、民間人10人が死亡、50人が負傷した。
このほか、クッルナー・シュラカー(2月25日付)によると、マアッラト・ヌウマーン市北東部のガドファ村とマアッルシューリーン村を結ぶ街道で、シャーム解放機構の車輌が爆弾の爆発に巻き込まれ、メンバー5人が死亡した。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団の支配下にとどまるヒムス市ワアル地区をシリア軍が空爆し、民間人3人が死亡した。
一方、SANA(2月25日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに、タルビーサ市郊外の西フーシュ村、アーミリーヤ村でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。
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ダルアー県では、SANA(2月25日付)によると、シリア軍がダルアー市マンシヤ地区、旧税関地区西部、ズマイティーヤ丘西部一帯でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。
一方、クッルナー・シュラカー(2月25日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ビン・ワリード軍がヤルムーク川河畔のジュライン村を制圧した。
AFP, February 25, 2017、AP, February 25, 2017、ARA News, February 25, 2017、Champress, February 25, 2017、al-Hayat, February 26, 2017、Iraqi News, February 25, 2017、Kull-na Shuraka’, February 25, 2017、al-Mada Press, February 25, 2017、Naharnet, February 25, 2017、NNA, February 25, 2017、Reuters, February 25, 2017、SANA, February 25, 2017、UPI, February 25, 2017などをもとに作成。
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