反体制武装集団代表団の報道官が突如辞意を表明する一方、代表団若干名がロシア、トルコ、イランの代表団との「技術的協議」のためアスタナ入り(2017年3月15日)

クッルナー・シュラカー(3月15日付)によると、アスタナ1、2会議で、反体制武装集団の代表団で報道官を務めてきたウサーマ・アブー・ザイド氏がツイッターを通じて、代表団メンバーを辞任すると発表した。

辞任は「個人的な理由」によるもので、これに関してはいかなる声明も出さないとメディア関係者に対して陳謝した。

Kull-na Shuraka’, March 15, 2017

**

インテルファクス・カザフスタン通信(3月16日付)は、カザフスタン外務省のアジア・アフリカ局長の話として、16日早朝に反体制武装集団の代表団の一部(6~7人)がアスタナを訪問し、停戦の補償国であるロシア、トルコ、イランの代表団と「技術的協議」を行うことが予定されている、と伝えた。

AFP, March 15, 2017、AP, March 15, 2017、ARA News, March 15, 2017、Champress, March 15, 2017、al-Hayat, March 16, 2017、Iraqi News, March 15, 2017、Interfax-Kazakhstan News Agency, March 15, 2017、Kull-na Shuraka’, March 15, 2017、al-Mada Press, March 15, 2017、Naharnet, March 15, 2017、NNA, March 15, 2017、Reuters, March 15, 2017、SANA, March 15, 2017、UPI, March 15, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

SyriaArabSpring

Recent Posts