YPG主体のシリア民主軍はタブカ市南部のラッカ・アレッポ街道を制圧(2017年3月29日)

ラッカ県では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が声明を出し、タブカ市南部でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、ラッカ市とアレッポ市を結ぶ同市南部の街道一帯を制圧したと発表した。

また、『ハヤート』(3月30日付)によると、タブカ・ダムの北部を掌握する西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、同ダム南部を支配下に置くダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

Kull-na Shuraka’, March 29, 2017

一方、ARA News(3月29日付)によると、西クルディスタン移行期民政局が派遣した復旧作業チームが、氾濫の危険がとりざたされていたユーフラテス・ダム(タブカ・ダム)の水門2基を応急修理し、開門した。

AFP, March 29, 2017、AP, March 29, 2017、ARA News, March 29, 2017、Champress, March 29, 2017、al-Hayat, March 30, 2017、Iraqi News, March 29, 2017、Kull-na Shuraka’, March 29, 2017、al-Mada Press, March 29, 2017、Naharnet, March 29, 2017、NNA, March 29, 2017、Reuters, March 29, 2017、SANA, March 29, 2017、UPI, March 29, 2017などをもとに作成。

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