RT(4月1日付)は、フランスのジャン=マルク・エロー外務大臣がブリュッセルで、シリアの紛争を解決するにあたって、アサド大統領の進退に固執しないとする米国の姿勢に疑義を呈したと伝えた。
RTによると、エロー外務大臣は「我々は彼(アサド大統領)を残留させるかしないかについて議論を集中させようとする者がいるのなら、問題はそのようなかたちで提起されているのではないと言いたい。我々は国際社会が自らの誓約を履行するか否かを知ることが問題なのだ」と述べたという。
また、英国のモリス・ジョンソン外務大臣もエロー外務大臣に同調し、「ダーイシュ(イスラーム国)に対抗することに集中するのは良いことだ。だが、シリア国民に対する殺戮・破壊の大部分をもたらしたアサド政権を排除するかたちで移行がなされなければならない」と述べた。
AFP, April 1, 2017、AP, April 1, 2017、ARA News, April 1, 2017、Champress, April 1, 2017、al-Hayat, April 2, 2017、Iraqi News, April 1, 2017、Kull-na Shuraka’, April 1, 2017、al-Mada Press, April 1, 2017、Naharnet, April 1, 2017、NNA, April 1, 2017、Reuters, April 1, 2017、RT, April 1, 2017、SANA, April 1, 2017、UPI, April 1, 2017などをもとに作成。
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