ロシア軍がイドリブ県のトルコ国境近くで、イスラーム軍や「自由シリア軍」が拠点を置く村を爆撃(2017年4月2日)

イドリブ県では、『ハヤート』(4月3日付)が複数の反体制消息筋の情報として伝えたところによると、ロシア軍戦闘機が、トルコとの国境に近いバービスカー村を空爆した。

同消息筋によると、バービスカー村は、「穏健な反体制派」の「自由シリア軍」に所属する武装勢力の拠点だが、『ハヤート』によると、そのなかにはイスラーム過激派のイスラーム軍が含まれているという。

また、クッルナー・シュラカー(4月2日付)によると、ロシア軍戦闘機がマアッラト・ヌウマーン市にある国立病院を空爆し、同病院が利用不能となった。

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アレッポ県では、『ハヤート』(4月3日付)が複数の反体制消息筋の情報として伝えたところによると、ロシア軍と思われる戦闘機がアウラム・クブラー町を攻撃し、民間人5人が死亡したという。

これに関して、ロシア国防省のイゴール・コナシェンコフ報道官は、アレッポ県内での空爆への関与を否定した。

また、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市南部郊外のバナーン町、フーバル村、ムハンディスィーン地区を砲撃し、4人(うち子供3人)が死亡した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ウターヤー町、フーシュ・サーリヒーヤ町、ハズラマー村、ナシャービーヤ町、ジスリーン町をシリア軍が砲撃し、男性1人が死亡した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ティシュリーン地区農園地帯などで、シリア軍がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦し、アッバースィーイーン地区は首都中心街に迫撃砲弾2発が着弾した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機・ヘリコプターがスーラーン市一帯を空爆する一方、シリア軍がハルファーヤー一帯でシャーム解放機構、イッザ軍などからなる反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(4月2日付)によると、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発がムハルダ市、マジュダル村に着弾した。

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ダルアー県では、SANA(4月2日付)によると、シリア軍がダルアー市各所(中心街、カラク地区)、ヌアイマ村、ティーハ村、イブタア町東部農場地帯でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ヒムス県では、SANA(4月2日付)によると、シリア軍がガジャル・アミール村、カフルナーン村、カニーヤト・アースィー村一帯でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, April 2, 2017、AP, April 2, 2017、ARA News, April 2, 2017、Champress, April 2, 2017、al-Hayat, April 3, 2017、Iraqi News, April 2, 2017、Kull-na Shuraka’, April 2, 2017、al-Mada Press, April 2, 2017、Naharnet, April 2, 2017、NNA, April 2, 2017、Reuters, April 2, 2017、SANA, April 2, 2017、UPI, April 2, 2017などをもとに作成。

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