ホワイト・ヘルメット(民間防衛隊)のラーイド・サーリフ代表は、イドリブ県ハーン・シャイフーン市で化学兵器が使用されたとされる事件(4日)に関して、化学兵器自身のツイッター(https://twitter.com/raedalsaleh3)で、「(国連)安保理へ。シリアでの虐殺を止めるため真摯に行動する時が来た。我々はインクの価値にも値しない決定は不要だ」としたうえで、「我々は、カフルズィーター市、ラターミナ町、ハーン・シャイフーン市など多くの場所で化学兵器が使用されたことを示す証拠とサンプルを持っており、いつでもそれを引き渡す用意がある。しかしあなた方はこれらの証拠を受け取る用意ができているのか。それとも問題を毎度のように無視することを望んでいるのか」などと綴り、シリア軍による化学兵器攻撃の証拠を持っていると主張した。
なお、クッルナー・シュラカー(4月4日付)がホワイト・メルメットの隊員の一人アナス・ディヤーブ氏から得た情報によると、空爆は午前6時半頃に3度にわたり行われ、有毒ガスを装填した爆発物が使用されたという。
着弾した爆弾のうち1発は不発弾で、そのなかに有毒ガスが装填されていたのだという。
AFP, April 7, 2017、AP, April 7, 2017、ARA News, April 7, 2017、Champress, April 7, 2017、al-Hayat, April 8, 2017、Iraqi News, April 7, 2017、Kull-na Shuraka’, April 4, 2017、April 7, 2017、al-Mada Press, April 7, 2017、Naharnet, April 7, 2017、NNA, April 7, 2017、Reuters, April 7, 2017、SANA, April 7, 2017、UPI, April 7, 2017などをもとに作成。
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