YPG主体のシリア民主軍はラッカ市に向けて進軍を続ける(2017年5月14日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍およびこれと連携するシリア・エリート部隊が米軍主導の有志連合の支援を受けてラッカ市北部、北東部、北西部一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、ラッカ市北東部4キロ、北部8キロ、北西部13キロの地点まで進軍した。

また、ARA News(5月14日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が米主導の有志連合の支援を受けて、ラッカ市に向け進軍を続け、同市北部および北西部のマッラーリー村、ムアーッズ村、アトシャーナ村を制圧した。

ARA News, May 14, 2017

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、有志連合がシャアファ村を空爆した。

AFP, May 14, 2017、AP, May 14, 2017、ARA News, May 14, 2017、Champress, May 14, 2017、al-Hayat, May 15, 2017、Kull-na Shuraka’, May 14, 2017、al-Mada Press, May 14, 2017、Naharnet, May 14, 2017、NNA, May 14, 2017、Reuters, May 14, 2017、SANA, May 14, 2017、UPI, May 14, 2017などをもとに作成。

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