ラッカ県では、ARA News(5月15日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)の支配から解放したタブカ市では、同地の自治を担うタブカ文民評議会の執行部選挙が実施された。
タブカ文民評議会の発表によると、この選挙でラウシン・ハミー氏、アフマド・シャアバーン氏が共同議長に、ハウワース・ハリール氏、アースィヤー・ガルビー氏、アフマド・スライマーン氏が副議長に選出された。
評議会は選挙と合わせて、タブカ市の復興にかかる諸機関の活性化を決定、福祉および自治組織にかかる委員会を設置した。
タブカ文民評議会はそのうえで、自らを「タブカ市にすべての住民が機関するまでの暫定評議会」と位置づけ、将来的には「すべての社会成員を包摂した拡大評議会の設置をめざす」ことを確認した。
AFP, May 15, 2017、AP, May 15, 2017、ARA News, May 15, 2017、Champress, May 15, 2017、al-Hayat, May 16, 2017、Kull-na Shuraka’, May 15, 2017、al-Mada Press, May 15, 2017、Naharnet, May 15, 2017、NNA, May 15, 2017、Reuters, May 15, 2017、SANA, May 15, 2017、UPI, May 15, 2017などをもとに作成。
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