米国務省のジョナサン・コーヘン補佐官代理(欧州アジア問題担当)は、ワシントンDCを拠点とする独立系シンクタンクの中東研究所で開催された「米・トルコ関係の緊張」と題されたシンポジウムで、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊(YPG)や同民政局を主導するクルド民族主義政党の民主統一党(PYD)との関係に関して「YPGと我々が関係を結んでいるのは戦争状態であることが理由だ。なぜなら(YPG主体の)シリア民主軍は、ダーイシュ(イスラーム国)からラッカ市を奪還するうえで重要な役割を果たしているからだ。YPGと我々の関係は一時的で戦術的なものに過ぎない」と述べた。
コーヘン氏はまた質疑応答で「我々はYPGに何の約束もしていない。彼らはこの戦争への参加を望んでいるので、参加しているのだ。彼らにはもちろの特別な動機があるだろう」と答えたうれで、「トルコと米国は、イラクとシリアからダーイシュを掃討するまで、共に戦いを継続するだろう」と付言した。
ARA News(5月18日付)が伝えた。
AFP, May 18, 2017、AP, May 18, 2017、ARA News, May 18, 2017、Champress, May 18, 2017、al-Hayat, May 19, 2017、Kull-na Shuraka’, May 18, 2017、al-Mada Press, May 18, 2017、Naharnet, May 18, 2017、NNA, May 18, 2017、Reuters, May 18, 2017、SANA, May 18, 2017、UPI, May 18, 2017などをもとに作成。
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