AFP(2月25日付)は、レバノンの治安筋の話として、イスラエル軍が24日晩に、ベカーア県バアルベック郡ナビー・シート村にある対シリア国境のヒズブッラーの拠点を空爆した、と報じた。
これに関して、NNA(2月25日付)は、イスラエル軍の戦闘機2機がナビー・シート郊外を空爆したと伝えた。
シリア人権監視団によると、標的となったのはヒズブッラーのミサイル基地で、ダマスカス郊外県カラムーン地方で、反体制武装集団の掃討をめざすシリア軍の作戦に参加していたという。
ナハールネット(2月25日付)は、ナビー・シート村住民の話として、ヒズブッラーの武器庫があると思われる場所か炎があがり、その直前に戦闘機が低空で飛行するのが確認されたという。
アラビーヤ(2月25日付)は、イスラエル軍の空爆がベカーア県バアルベック郡のブリータール村、ナビー・シート村、アリー・ナフリー村郊外のヒズブッラーの拠点を標的としたもので、これによりヒズブッラーのメンバー1人が死亡したと伝えた。
また空爆時に、ヒズブッラーがシリアからレバノンに弾道ミサイルを移送しようとしていたとの未確認情報もあると付言した。
一方、MTV(2月25日付)、LBCI(2月25日付)は、イスラエル軍の空爆がシリア領内を標的としたものだと伝えた。
他方、マナール・チャンネル(2月25日付)は、治安筋が東レバノン山脈のレバノン領内でイスラエルによる空爆があったとまだ確認していないと伝えた。
AFP, February 25, 2014、Alarabia, February 25, 2014、LBCI, February 25, 2014、MTV, February 25, 2014、Naharnet, February 25, 2014、NNA, February 25, 2014、Qanat al-Manar, February 25, 2014などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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