アル=カーイダ系のシャーム解放機構がアレッポ県北部のロジャヴァの拠点都市アフリーン市近郊を初めて攻撃(2017年5月19日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(5月19日付)によると、県北西部に位置する西クルディスタン移行期民政局の拠点都市アフリーン市郊外のイースカー村にある人民防衛隊の拠点複数カ所が、アル=カーイダ系組織のシャーム解放機構の攻撃を受け、隊員3人が死亡した。

シャーム解放機構がアフリーン市一帯の人民防衛隊の拠点を攻撃するのはこれが初めて。

スマート・ニュース(5月19日付)によると、シャーム解放機構は、12人の自爆戦闘員(インギマースィー)を投入し攻撃を敢行、人民防衛隊の隊員16人が死傷した。

またシャーム解放機構の戦闘員2人も死亡したという。

AFP, May 19, 2017、AP, May 19, 2017、ARA News, May 19, 2017、Champress, May 19, 2017、al-Hayat, May 19, 2017、Kull-na Shuraka’, May 19, 2017、al-Mada Press, May 19, 2017、Naharnet, May 19, 2017、NNA, May 19, 2017、Reuters, May 19, 2017、SANA, May 19, 2017、SMART News, May 19, 2017、UPI, May 19, 2017などをもとに作成。

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