ロイター通信(5月30日付)は、「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室(自由シリア軍砂漠諸派)に所属する東部獅子軍の司令官トゥラース・サラーマ氏の話として、米国がヒムス県のタンフ国境通行所一帯で活動する反体制武装集団に対する軍事支援を強化していると伝えた。
ロイター通信によると、米国の軍事支援は、米CIAが主導し、ヨルダン、サウジアラビアが参与しているいわゆる「MOC」(Military Operations
Command)と、米国防総省が主導するプログラムの二つの経路を通じて強化されているという。
サラーマ氏は「彼ら(シリア政府)がバグダード・ダマスカス高速道路を開放するのを許す余地は我々にはない」と述べた。
また革命特殊任務軍の司令官もロイター通信に対して、米国からの軍事支援が強化されたことを認めたうえで、タンフ国境通行所でのダイル・ザウル県出身者の教練に向けた取り組みを加速させる必要があると強調した。
AFP, May 30, 2017、AP, May 30, 2017、ARA News, May 30, 2017、Champress, May 30, 2017、al-Hayat, May 31, 2017、Kull-na Shuraka’, May 30, 2017、al-Mada Press, May 30, 2017、Naharnet, May 30, 2017、NNA, May 30, 2017、Reuters, May 30, 2017、SANA, May 30, 2017、UPI, May 30, 2017などをもとに作成。
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