シリア・ロシア両軍はダルアー市などでシャーム解放機構などからなる反体制武装集団への爆撃・砲撃を続ける(2017年6月5日)

ダルアー県では、ARA News(6月5日付)によると、シリア軍はシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が活動を続けるダルアー市の中心街(マンシヤ地区など)、タム街道地区などに対して42回の空爆を実施するとともに、「樽爆弾」855発を投下、また地対地ミサイル161発を撃ち込んだ。

また、クッルナー・シュラカー(6月5日付)によると、ロシア軍がタファス市を空爆し、住民8人が死亡した(スマート・ニュース(6月5日付)によると、32人が死傷)。
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さらに、スマート・ニュース(6月5日付)によると、シリア軍はまた西ガーリヤ村を空爆し、17人が死傷した。

一方、SANA(6月5日付)によると、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団(「堅固な建造物(ブンヤーン・マルスース作戦司令室)がダルアー市郊外、ナイーマ変電所一帯を砲撃し、女児1人が死亡、7人が負傷した。

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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(6月5日付)によると、シリア軍が東グータ地方のフーシュ・ダワーヒラ村一帯で反体制武装集団(イスラーム軍など)と交戦した。

また、シリア人権監視団によると、シリア軍は、シャイフーニーヤ村、フーシュ・ダワーヒラ村一帯、ハラスター市を地対地ミサイル、迫撃砲などで砲撃した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾がジャッブーリーン村に着弾した。

これに対して、シリア軍もタルビーサ市を砲撃した。

AFP, June 5, 2017、AP, June 5, 2017、ARA News, June 5, 2017、Champress, June 5, 2017、al-Hayat, June 6, 2017、Kull-na Shuraka’, June 5, 2017、al-Mada Press, June 5, 2017、Naharnet, June 5, 2017、NNA, June 5, 2017、Reuters, June 5, 2017、SANA, June 5, 2017、SMART News, June 5, 2017、UPI, June 5, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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