ロシア国防省は、ダーイシュ(イスラーム国)の指導者アブー・バクル・バグダーディー氏が、ラッカ市南部郊外に対するロシア軍の空爆で死亡したとの情報の確認作業を行っている、と発表した。
RT(6月15日付)によると、Su-35とSu-34からなるロシア空軍の航空部隊は5月28日午前0時30分頃から、ダーイシュの司令拠点を爆撃し、いわゆる「南部回廊」を経由したラッカ市からの撤退・退去について協議するための会合に集散していた前線司令官約30人と戦闘員300人あまりを殺害し、「確認中の情報によると、バグダーディー氏はこの会議も参加しており、爆撃で殺害された」という。
また、声明では、バグダーディー氏のほか、ラッカ州の司令官(アミール)を務めるアブー・ハーッジ・ミスリー氏、ラッカ市・スフナ市(ヒムス県)間の地域に展開する部隊の司令官を務めるイブラーヒーム・ナーイフ・ハーッジ氏、治安機関の責任者を務めるスライマーン・シャウワーフ氏も死亡したという。
AFP, June 16, 2017、AP, June 16, 2017、ARA News, June 16, 2017、Champress, June 16, 2017、al-Hayat, June 17, 2017、Kull-na Shuraka’, June 16, 2017、al-Mada Press, June 16, 2017、Naharnet, June 16, 2017、NNA, June 16, 2017、Reuters, June 16, 2017、RT, June 16, 2017、SANA, June 16, 2017、UPI, June 16, 2017などをもとに作成。
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