イラン・イスラーム革命防衛隊(渉外総局)は声明を出し、革命防衛隊航空宇宙部隊がイラン領内から中距離地対地ミサイルを発射し、ダイル・ザウル県内のダーイシュ(イスラーム国)の司令拠点など複数カ所を攻撃し、テロリスト多数を殺傷し、兵器装備を破壊したと発表した。
地対地ミサイルは、「ゾー・ファガール」(射程750キロメートル)、「ギヤーム」(射程800キロメートル)で、イラン東部のケルマンシャー州およびコルデスターン州にある航空宇宙部隊の基地から発射された。
声明によると、このミサイル攻撃は、6月7日に首都テヘランの国会議事堂、ホメイニー廟で起こったダーイシュ(イスラーム国)メンバーによるとされる同時テロ事件への対抗措置だという。
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イランのホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務副大臣(アラブ・アフリカ担当)は、イラン・イスラーム革命防衛隊によるシリア東部ダイル・ザウル県内のダーイシュ(イスラーム国)拠点に対するミサイル攻撃に関してツイッターを通じて、7日のテヘランでの同時テロ事件への「報復」だとしたうえで、「ソフトな警告のようなものだ」と綴った。
タスニーム通信(6月18日付)が伝えた。
AFP, June 18, 2017、AP, June 18, 2017、ARA News, June 18, 2017、Champress, June 18, 2017、al-Hayat, June 19, 2017、Kull-na Shuraka’, June 18, 2017、al-Mada Press, June 18, 2017、Naharnet, June 18, 2017、NNA, June 18, 2017、Reuters, June 18, 2017、SANA, June 18, 2017、Tasnim News Agency, June 18, 2017、UPI, June 18, 2017などをもとに作成。
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