イラン・イスラーム革命防衛隊の支援を受ける外国人武装勢力の一つでイラク人からなるヌジャバー運動の広報局が声明を出し、ヒムス県タンフ国境通行所北西部の国境地帯からダイル・ザウル県ブーカマール市方面の進軍し、ワーディー・ルワイズィーヤ、アルド・ワッシャーシュ地区、ワアル・ダム、ワーディー・ワアルを制圧したと発表した。
また、シャームFM(6月23日付)も、シリア軍が「予備部隊」とともに、イラク国境沿いのアルド・ワッシャーシュ地区、ワアル・ダム、ワーディー・ワアル一帯を制圧し、5年ぶりにダイル・ザウル県南西部に進軍したと伝えた。
シリア人権監視団によると、ヌジャバー運動、シリア人、レバノン人、イラン人、アフガン人からなる民兵組織とともに、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、これらの地域を制圧したという。
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これに関して、タンフ国境通行所を拠点とし、米軍の支援を受ける革命特殊任務軍のバラー・ファーリス報道官は、シリア軍が依然としてダイル・ザウル県南西部には到達していないと主張した。
AFP, June 23, 2017、AP, June 23, 2017、ARA News, June 23, 2017、Champress, June 23, 2017、al-Hayat, June 24, 2017、Kull-na Shuraka’, June 23, 2017、al-Mada Press, June 23, 2017、Naharnet, June 23, 2017、NNA, June 23, 2017、Reuters, June 23, 2017、SANA, June 23, 2017、Sham FM, June 23, 2017、UPI, June 23, 2017などをもとに作成。
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