クナイトラ県では、シリア軍武装部隊消息筋がSANA(6月24日付)に明らかにしたところによると、シリア軍と予備部隊がバアス市に進攻しようとしたシャーム解放機構と交戦するなか、イスラエル軍戦闘機がシャーム解放機構を航空支援するかたちで、占領下のゴラン高原上空からミサイル攻撃を行い、市内の県庁舎の駐車場一帯、住宅ビルが被弾、多数の死傷者が出た。
『ハヤート』(6月25日付)によると、イスラエル軍の砲撃は、占領下のゴラン高原北部に迫撃砲弾10発が着弾したことを受けたもので、これによりシリア軍戦車2輌と砲台1基を破壊したという。
またイスラエル軍は、同地一帯の農場から住民らを一時退避させた。
**
ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(6月24日付)によると、所属不明の戦闘機が県北部のカフル・ナースィジュ村北部にあるシリア軍・親政権武装勢力の拠点複数カ所を空爆した。
AFP, June 24, 2017、AP, June 24, 2017、ARA News, June 24, 2017、Champress, June 24, 2017、al-Hayat, June 25, 2017、Kull-na Shuraka’, June 24, 2017、al-Mada Press, June 24, 2017、Naharnet, June 24, 2017、NNA, June 24, 2017、Reuters, June 24, 2017、SANA, June 24, 2017、UPI, June 24, 2017などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ナハールネット(11月21日付…
イドリブ県では、テレグラムの「…